【スピーカー】ONKYO GX-70HD2レビュー



PCスピーカーの人気機種 ハイレゾ対応モデルの
ONKYO GX-70HD2をレビューしてみます。

ハイレゾ対応モデルですが、DACは非内蔵です。
あくまでも、100kHzまでの超高域再生が可能な20mmバランス
ドーム型ツイーターが採用されているということのハイレゾ対応
ですのでご注意を。

GX-70HD2の外観


外観はMDFの木製キャビネットで形成されています。
木の素材は音質に優しい表情を与えてくれるて自然な響きを与えて
くれますし、見た目も本格的なスピーカーらしいくていいです。




前面は音量や低音と高音の調整も可能でヘッドフォン用の
オーディオ出力を備えています。
背面は接続端子関係。RCA端子のアナログ入力を2系統、
サブウーファー出力も備えており電源端子のほか、
左側スピーカーとの接続端子も備えています。

ただし、ハイレゾ対応ですがDAC非内蔵ですので光端子は
付いていませんのでご注意を。



GX-70HD2の音質


高音はクッキリしていてよく聴こえて解像度も良好です。
低音は同価格帯とサイズの中では普通レベルでした。
本音としてはそこそこ大きめのウーファーが付いているだけに
拍子抜けしたところでしょうか。
まあ、このサイズで重低音を期待するほうが野暮ですかね・・・

逆にいうと、無理に強調しているという感じではなく、自然な
鳴り方をしているというところでしょうか。実にフラットです。

全体的にどこの音域も強調されているわけではないので、
そういう性格が好みな人にはいいモデルかもしれません。

あと全体的にこもる感じが気になります。

このあたり、安物スピーカーから少し奮発して購入するモデル
としては致命傷かな?


GX-70HD2とBOSE Companion 2との比較



同価格帯ではBOSEのCompanion 2との比較で迷っている人も
多いのではと思います。
自分の評価としては低音も中音も低音も全てにおいてBOSEの
Companion 2の圧勝です。

音楽用としても、テレビや映画、ゲーム用としても幅広く柔軟に
カバーできるのは間違いなくBOSEのCompanion 2だと思います。


ハイレゾ対応と非対応の謳い文句ですが、スピーカーは現在と
なってもアナログの振動板に変わりありません。

デジタルをアナログ変換するDACを接続することで情報量が
上がってはじめて質の良い音が楽しめるものかな~と自分は
考えています。

ハイレゾ対応の謳い文句に振り回されることなく、スピーカー単体
の実力を見極めることでいい買い物ができるのでは?と思います。